お茶の大和 茶の化け学(化学)
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茶葉の化学成分 新茶行全書より引用 |
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茶の保健性成分
1827年、茶の中に始めてカフェインが発見されて、茶の科学的研究が盛んになり、その後ビタミンの研究が進むと、茶もまた各種のビタミンを含み、そのうちあるものは豊富に含まれていることが明らかになった。さらに、葉緑素の有効性や、ルチンその他多数のフラボノ−ル化合物を含有することの発見などで、喫茶のかっての目的とした薬理的または保健的効果が再認識されてきた。
特に、緑茶は、紅茶のように製造工程中に酵素作用による保健生成分の分解(例:還元型ビタミンCは、煎茶では300mg%程度含まれているのに、紅茶では皆無である。またカロチン、ビタミンB1、B2、も明らかに緑茶に多い))も少なく、自然の恩恵を十分に受けている。
さらに、炭水化物を主食とする日本人には、特に必要なB1、B2も割合に多く含まれ、B1、B2、Cともに湯にたやすく溶けるので、日常の喫茶方法で容易に摂取できるのは好都合である。
無機成分(灰分)
茶葉を焼けば、5〜6%の無機成分が灰になって残る。このうち50%が、カリウム、15%はリン酸であって、リン酸の大部分はカリウム塩として存在する。そのほかに、カルシウム、マグネシウム、さらに少量の鉄、マンガン、ナトリウム、ケイ酸、いおう、塩基が含まれる。茶葉は、他の植物に比べてマンガンやふっ素が多いが、よう素も農産物中では含有量が多いといえる。
茶葉の生育に伴う灰分組成の変化をみると、若芽に多いリン酸や、カリウムが生育とともに減少し、カルシウム、鉄、マンガン、アルミニウムが増加する。
分光分析の結果では、以上のほかに、微量成分として、銅、ニッケル、ベリリウム、チタン、バナジウム等の金属が検出されている。
無機成分の保健性
茶の保健成分として、無機成分を挙げることが出来る。茶葉の灰分のうち60〜70%近くが熱水に可溶であるから、野菜や果物を潤沢に取り得ない環境にある人々(砂漠、高山、孤島、極地近くの住民)には、アシドーシス(血液酸性中毒)の予防上きわめて有効適切な物質ということができる。
新茶行全書より引用。
参考文献:新茶行全集
資料:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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