| タンニン |
☆ 茶のタンニン(ポリフェノール)は、茶葉化学成分のうち最も重要なものの一つであって、茶の水色、滋味、さらには香気の一部もこれに関係しているといわれている。 茶タンニンはカテキンを主体とする |
| プリン塩基 |
☆ 茶に含まれているプリン塩基には、カフェイン(テイン)、テオフィリン、テオブロミン、テトラメチル尿酸、グアニン、キサンチン、ヒポキサンチン、アデニン等が、知られているが、この中でカフェインが主要なものである。 |
| 窒素化合物 |
☆ 茶葉の全窒素の約1/5はカフェインの窒素で、その他の窒素化合物としては、アミノ酸、アミド、たんぱく質、核酸等で占められている。 |
| 精油成分 |
☆ 茶の香気は精油成分で、茶の成分の中で最も重要なもの。
含有量がきわめて微量で、揮発性がある。山西貞博士らのガスクロマトグラフィーによる研究結果を中心に明らかになった成分は、シスー3−へキセノール(青葉アルコール)他、45種余が生葉中に検出されている。 |
| 植物色素 |
☆ 茶葉の色素としては葉緑素、カロチン、キサントフィール、フラボノール化合物、アントシアン等を挙げることが出来る。茶葉の外見上、また緑茶の色沢の上からも目立つのは葉緑素である。 |
| 炭水化物 |
☆ 茶葉には、セルロース、でんぷん、デキストリン、塘、ゴム質、ペクチン等の炭水化物が含まれている。このうちセルロースは,茶葉中に約12%含まれている。 |
| 有機酸 |
☆ 植物の有機酸は、呼吸や代謝との関連において、その生理的意義が重要視されている。茶葉中の有機酸で呼吸に関係のあるものとしては、コハク酸、りんご酸、クエン酸等がある。脂肪酸に属するものは、ギ酸、酢酸、らく酸、プロピオン酸、吉相酸、へキセン酸、カプロン酸、カプリル酸、パルミチン酸等がある。脂肪酸類は、香りに関係しているが、良香とはいえない。また、遊離型有機酸としてシュウ酸が多量に含まれている。 |
| ビタミン |
☆ 茶葉に含まれるビタミンには、A、B1、B2、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、ビオチン、C、Pがある。 |
| 酵 素 |
☆ 茶葉の酵素の研究は、紅茶製造の発酵現象の研究から始められた。紅茶の発酵は、茶葉中に含まれる酸化酵素の、作用であり。発酵の主役は、ポリフェノールオキシダーゼと言われている。 |
| 無機成分(灰分) |
☆ 茶葉を焼けば、5〜6%の無機成分が灰になって残る。このうち50%はカリウム、15%はリン酸であって、リン酸の大部分は、カリウム塩。その他、カルシウム、マグネシウム、少量の鉄、マンガン、ナトリウム、ケイ酸、いおう、塩基が含まれる。 |
参考文献: 新茶業全書
編集 静岡県茶業会議所
発行者 岡本弘之
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